神々が動いている

日々のニュースが、地震や気象が、古代神話とシンクロをはじめた! まるで時空を超えた天地人のコラボレーション。 母なる地球は、そして神々はいま何を伝えようとしているのか? リアルタイムでチェックするメモ日記です。

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北辰妙見尊☆王

☆尊星王像 三井寺 <17世紀の模写>
尊星王像

われ、北辰菩薩にして名づけて妙見という
                今、神呪を説きて諸の国土を擁護せんとす

妙見菩薩の出身は中国。北極星(北辰)の天帝(天皇大帝)思想と菩薩信仰が混じってあたらしく生まれた。毘沙門天や弁財天とおなじ「天部」に属する。
日本では、密教と陰陽道でおもに崇敬され、神社とお寺が合体した妙見宮に祭られてきた。北斗七星と重ねられ、北を守護し、四神獣の玄武(亀)にのった姿で描かれる。
大和神話では星神はほとんど語られない。だが星信仰がなかったというより、秘儀秘法、いまでいう企業秘密的に封印されたのではないかと思う。大嘗祭の悠紀(ゆき)殿には、かつて九星(こほし)がまつられたという。トホカミエヒタメの八星の中心に位置したのが、後世の艮の金神こと国常立尊であり、妙見菩薩と同一視された天御中主神だった。ホツマツタヱでは、国常立尊は最後の天御中主神ってことになっている。
平将門の叔父、平良文を祖とする千葉氏の嫡流は月星を家紋とした。元祖は将門が妙見からさずかったとされる千九曜紋。末流は諸星をもって家紋とした。今年は九星術の九紫火星の年で、西暦でも2000と9年。この「9」の年、丑・寅(東北)とつづく年に、去年の牛久大仏、将門の胴塚(茨城県坂東市)から、宮城県石巻市雄勝町の千葉大王をはじめとした東北妙見の反応、茨城の天津甕星神、高知の星神社と連鎖した流れは、僕には偶然とは思えない。

妙見信仰を最初に流行らせたのは修験道の役小角だという。当時の北辰祭は、796年に風紀の乱れを理由に禁止された。つづいて806年に唐から帰国した空海が、真言密教の仏に妙見大菩薩を迎えいれる。密教と修験道のむすびつきにより、妙見信仰は日本独自の色を重ねつつひろまっていく。
空海は高知県の室戸岬での修行中に、「あけの明星」が口にとびこむ体験をしている。四国の星信仰は、讃岐からひろがった真言系じゃないかと思う。
おなじ星体験をしたのが日蓮で、天から明星のような大星がおりてきて梅の木にかかったという。彼は北辰妙見菩薩の示現をうけ、法華経護持の誓いを得ている。
この「星」と「梅」のとりあわせは、千葉神社の摂社・千葉天神(1182年創祀)を思い出させる(写真)。千葉妙見宮(千葉神社)と日蓮は、ゆかりが深い。

千葉天神2009.2.3

・・・ああっ、忘れてた!
福岡市の東公園には、立正安国論の日蓮上人の銅像(明治37年)が海をにらんで立っている。福岡と千葉のつながりは、日蓮もあったんだ。

妙見菩薩(尊星王)を本尊とする尊星王法は、国家安泰を祈る大法だった。
日本の妙見菩薩は、いろんな歴史要素をふくんだ独自の姿をしている。中国道教の真武神に近いという。
おどろいたのが三井(みい)寺の鎌倉時代の尊星王像。
まずは頭上に鹿の頭・・・志賀神。せんとくんかいっ。
龍の上にたち・・・オホーツクの渦巻き。大蛇。へびつかい座かいっ。
四臂(ひ)に三叉戟(海神トライデントかよ)と錫杖と「日月」の珠。
背後に八つの日月輪。日輪の中には三足の烏(ヤタガラス)、月輪には兎(出雲)と蛙(黄泉がえる)。鹿・豹・白狐・虎・象がえがかれる。
なんというか・・・事象の要素てんこもり!

妙見信仰は武士団にひろまり、貴族から武家社会への転換の精神的原動力となる。
いわば奈良・平安から鎌倉への大変化は、「星」がもたらしたもの。
そしてそのとき、時代の最先端でスサノヲ=日本武尊の役どころを演じた武将が、あの源義経だった。
事象にスサノヲ尊が見えはじめたとたんに、妙見、星神の反応。
あらわれ方はちがっても、歴史というストーリーはくりかえす。
魂の輪廻転生のように。

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*Comment

北辰妙見尊星王 

北辰妙見尊星王に的を絞ってきましたね!!

僕は先月17日に天台寺門宗総本山三井寺に行ってきたのですが、一番心惹かれたのはやはり『北辰妙見尊星王』の木彫りの像でした。

江戸時代の作で極彩色に塗られて妙な感じでしたが、仏尊としても天部としてもどこか違う不思議な姿に魅入られました。


星神というと天津甕星が明星と云われますけど、妙見菩薩と習合する考え方もあるようですね。

去年は平将門の首塚、胴塚、国王神社、御首神社にも参りました。

今後は妙見事象(複合型事象)が起こるということでしょうか?


自分のブログにも書きましたが、いやさかの木さんのブログ『神々が動いている・・・』を僕のブログでご紹介させて頂いても宜しいでしょうか?

僕がブログを始めるキッカケになったのはこのブログのおかげですので。
  • posted by ヤマトヲグナ 
  • URL 
  • 2009.02/06 23:30分 
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ヤマトヲグナさま 

やはり、ひと味ちがうぞ尊星王って感じですか?

甕星神と妙見の習合は、関東圏でおきたんでしょうね。
古代の陸軍といえば関東(毛野)だし、剣神フツヌシやタケミカヅチを含め、関東は「武」です。東国武士が妙見をどんどん武神化してった感じです。

北辰(天皇大帝)は日本の「天皇」の称号にもつながりますよね。
間接的にですが、千葉氏と徳川氏のウラには、伊賀の大彦も見え隠れします。
徳川は山城賀茂の葵紋だけど、家康は大和賀茂の祖アヂスキタカヒコネがいる日光に葬られます。一種の星神として祭られた風情もあります。大和賀茂といえば暦道・天文博士で、安倍晴明のお師匠の賀茂忠行。ちょうど平将門の乱が出世のきっかけになります。
てなこといってると、なんでもありじゃん・・・ってなってしまいますが、ヤマトヲグナさんがいわれるとおり、妙見菩薩はすさまじい複合事象をおこしかねないまさに複合的存在なので、今後のためにもとりあげてみたわけです。

>僕のブログでご紹介させて頂いても宜しいでしょうか?

もちろんぜんぜん構いませんよ。
というかこちらからもお願いがあります。
今後ヤマトヲグナさんの訪問先とのシンクロが増えると思うんですが、記事や写真を、「この美しき瑞穂の国」より・・・とか、(撮影 ヤマトヲグナさん)・・・というカタチで引用させていただいてもよろしいですか?
  • posted by いやさかの木 
  • URL 
  • 2009.02/07 21:16分 
  • [編集]

 

写真は著作権があるわけではありませんから引用されても構いませんよ(^-^)

ではご紹介させて頂きますね!
  • posted by ヤマトヲグナ 
  • URL 
  • 2009.02/07 21:22分 
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ヤマトヲグナさま 

写真の件、了解です!
  • posted by いやさかの木 
  • URL 
  • 2009.02/09 02:25分 
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はじめまして。 

はじめまして。りんと申します。
疑問なことがあったので質問させてください。

妙見さんは片足をあげていますよね?
あれはなんで片足をあげているんですか?
知っている方、教えてください。
よろしくお願いします
(^-^*)

りんさま 

はじめまして。
お読みいただきありがとうございます!

> 疑問なことがあったので質問させてください。
> 妙見さんは片足をあげていますよね?
> あれはなんで片足をあげているんですか?
> 知っている方、教えてください。
> よろしくお願いします
> (^-^*)

僕からもよろしくお願いします。
ごぞんじの方、またはご自分の考えでも・・・。
ぜひコメントくださいね。

  • posted by いやさかの木 
  • URL 
  • 2009.05/02 00:48分 
  • [編集]

はじめまして。 

この記事の写真と記事内容に共感する部分がありましたので、ブログにて紹介させてください。よろしくお願いいたします。
  • posted by さや 
  • URL 
  • 2013.05/29 00:25分 
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Re: はじめまして。 

はじめまして。

かまいませんよ。

よろしくお願いします。
  • posted by いやさかの木 
  • URL 
  • 2013.05/30 02:37分 
  • [編集]

今回もありがとう 

いやさか様

今日はこの記事拝見させていただきました。

ありがとうございます。
1年進みました。^^
  • posted by 紅実子 
  • URL 
  • 2014.06/14 14:36分 
  • [編集]

三井寺 

あぁぁ~・・・だからなのかぁぁ・・・

パソコンにはお気に入りという項目に、インプット出来るでしょう?・・・、YOUTUBEでは、あちこちの神社・・般若心経聞こうと思えば聴く事できるし、六根清浄も、聴けるのですよね。声って・・・心が篭っているのか?いないのか?ただ記載されてる字を読んでいるのか?
悲しいくらいに・・・・声を聞けば、その読む人の 心の 状態が観えてしまう。
そういえば、佐藤愛子の本には、ある日美輪明宏の家をt訪ね、観音経を読経している側で、聞いていたら、ハラハラと涙が流れてくる・・・と書かれていましたが、お経だけでなく、心を篭めるという事はそのような事なのだと思います。
そんな事考えていて、4,5年前に三井寺の映像と観音経のYOUTUBEをたまたま、聞いて「なんだろう?・・・このさざなみ」なにか?心が騒いだので、お気に入りに今でも保管してありますね。三井寺・・行った事はないんだけど・・・・桜も確かに綺麗だけど、それで、お気に入りに入れるほどだったか?でも、後にも先にも、このYOUTUBE以外お気に入れるという事はなかったですから・・・未だに、残っています。
三井寺には、
北辰妙見尊星王の像があるんですね?そこまで考えなかったです。
、なんで、満点の星空が、目の前に浮かぶのか?わかりました。
いやさかの木さん、紅実子さん・・・どうもありがとうございます。^^

http://youtu.be/25LRZdbyZXg
  • posted by 千春 
  • URL 
  • 2014.06/14 22:05分 
  • [編集]

めざめよ!さらばひらかれん 

タイトルのような言葉がうかぶ。。

2011年まで戻る前に 一歩踏み出そう!!
じかんないよ===

いやさかさま

このブろぐ 生きています~~ 生命の木

ありがとうございます
  • posted by 紅実子 
  • URL 
  • 2014.06/14 23:58分 
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妙見さん 

ちんたくさん、おだいっさん、と何でもさん付けして親しみこめて身近に感じてましたが、結局のところな〜んもわからんと手を合わせてました。
お芋さんやお豆さんと同じレベルの扱いなんかも。

すでに2009年に役行者や空海と妙見の繋がりを記されてて、805年の空海の足跡を知り、808年観心寺がリアルに想像できました。
飛ばしてナナメ読みしてたんですね、毎度ながら。
この記事がググってヒットしたのは、
三井寺のカリテイモテンを祀るお社の境内での位置を調べてて、そこから観心寺と三井寺と鬼子母神と共通項をさぐってました。
  • posted by ulala 
  • URL 
  • 2017.02/10 18:51分 
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Re: 妙見さん 

観心寺と三井寺と鬼子母神と共通項って、なんかすごいですね。

尊星王法は国家安泰を祈る大法。
でもいまの尊星王は北朝鮮までとりこんで国家の大変革をやろうとしている。
将来的な国家安泰のためならいいんですけどね。

民間信仰でさんづけされるのはもちろん親しみをこめてなんでしょうが、おかげでなんの神様を祀ってたのか後々わからなくなっちゃうことってけっこうあるんですよね~。
  • posted by いやさかの木 
  • URL 
  • 2017.03/11 14:40分 
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天照大神の宣りたまわく
人は天が下のみたま物なり
すべからく
天が下静かにして
平らかならむと
つとむるべし
心はすなわち神明の源たり
あが魂を
傷ましむることなかれ
このゆえに
目にもろもろの
不浄を見て
心にもろもろの
不浄を見ず
耳にもろもろの
不浄を聞きて
心にもろもろの
不浄を聞かず
鼻にもろもろの
不浄をかぎて
心ににもろもろの
不浄をかがず
口にもろもろの
不浄をいいて
心にもろもろの
不浄をいわず
身にもろもろの
不浄をふれて
心にもろもろの
不浄をふれず
心にもろもろの
不浄を思いて
なかごにもろもろの
不浄を思わず
このときに
清く潔きことあり
もろもろの宣りは
かげとかたちとのごとし
清く潔ければ
仮にも穢るることなし
ことをとらば
得べからず
みな花よりぞ
木の実とはなる
あが身はすなわち
六ツの根清らかなり
六ツの根
清らかなるがゆえに
身も内もすこやかなり
身も内も
すこやかなるがゆえに
あめつちの神と同根なり
あめつちの神と
同根なるがゆえに
よろずの御霊と同体なり
よろずの御霊と
同体なるがゆえに
あが願うところのこと
なり調わずと
いうことなし

きわめてきたなきも
たまりなければ
きたなきものはあらじ
うちとの玉垣
きよくきよしと申す

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